新環境センター

新環境センター整備事業とは

本事業は、大分市が所有し、一般廃棄物の広域処理を行っている福宗環境センター及び佐野清掃センターにおいて老朽化が進み、近隣の豊後大野市においても同様に清掃工場の更新が必要であったことから、大分都市広域圏の大分市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後大野市、由布市の6市が共同で集約・新設となる新環境センターを大分市上戸次の事業用地に整備するものです。
本事業の実施にあたり大分市は、民間事業者の経営能力及び技術的能力を活用して、効率的かつ効果的な事業方式(PFI方式)を採用しており、同市から委託を受けた株式会社大分クリーンシステムが事業を行います。

R6年09月26日の工事現場 写真

施設概要

事業名称 : 新環境センター整備事業

エネルギー回収型廃棄物処理施設

  • 施設規模

    690 t/日(230t/日・炉×3炉)

  • 主要設備構成

    • 受入供給設備
      ピット&クレーン方式
    • 燃焼設備
      ストーカ式焼却炉
    • 燃焼ガス冷却設備
      廃熱ボイラ方式
    • 排ガス処理設備
      集じん:ろ過式集じん器
      HCl・SOx除去:乾式除去方式(消石灰吹込み)
      NOx除去:触媒脱硝方式(アンモニア水吹込み)
      ダイオキシン類除去:燃焼制御+活性炭吹込み方式+触媒分解方式
      水銀除去:活性炭吹込み方式
    • 余熱利用設備
      蒸気タービン発電(15,640kW)
      余熱供給(余熱利用施設)
    • 通風設備
      平衡通風方式
    • 灰出し設備・搬出設備
      焼却灰:ピット&クレーン方式、飛灰:乾灰ジェットパック車搬出方式
    • 給水設備
      生活用水:上水
      プラント用水:上水・再利用水
    • 排水処理設備
      (プラント排水)
      (生活雑排水)

      有機・無機排水処理後再利用(無放流)
      合併処理浄化槽

マテリアルリサイクル推進施設

  • 施設規模

    59.4t/日

  • 主要設備構成

    • 不燃・粗大ごみ処理設備
      粗破砕機、高速回転破砕機、破砕物磁選機、破砕アルミ選別機
    • 缶・びん類選別処理設備
      スチール缶磁選機、アルミ缶選別機、びん類手選別コンベヤ、圧縮成型機
    • ペットボトル選別・圧縮
      梱包処理設備
      手選別コンベヤ、圧縮梱包機、ペットボトルラベルはがし機
    • プラスチック製容器包装
      選別・圧縮梱包処理設備
      プラスチック製容器包装選別機、手選別コンベア、圧縮梱包機

管理棟・環境啓発施設

  • 主要設備構成

    • 受付カウンター
    • 家具再生工房
    • 絵本図書館コーナー
    • 自転車再生工房
    • 古着コーナー
    • 環境学習コーナー
    • 展示ストリート
    • 大会議室
    • 多目的工房
    • 360°シアター

余熱利用施設

  • 主要設備構成

    • 多目的ホール
    • 大広間
    • こども広場
    • 浴場(屋内、屋外)
    • 健康増進バーデプール
    • 娯楽室
建築主 :
株式会社大分クリーンシステム
設計・施工者 :
日鉄エンジニアリング株式会社
西松建設株式会社・梅林建設株式会社・平倉建設株式会社 工事共同企業体
株式会社クボタ

施設場所

スケジュール

工事の進捗状況

工事の進捗状況は、こちらにて随時、掲載していきます。

  • 工事進捗状況9(2024年09月26日)